はじめまして。子育てしながら開業を叶えたママ行政書士・社労士のえまです。
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「開業したい。でも何から始めたらいいの?」
そんなふうに迷っていませんか?
子どもがいて、時間もお金も限られていて、それでも「自分の力で働きたい」「何かを始めたい」と思っている。
そんなあなたは、すでに最初の一歩を踏み出していると思います。
でも現実は、理想だけでは進めない。
だからこそ、今回は私の経験をもとに「開業を考える子育てママが最初に考えておくべき3つのこと」をお伝えします。

わたしに一体何ができるんだろう。って思うよね。
でもみんな一緒。
【1】なぜ開業したいのか?「目的」を言語化する
私が開業を考え始めたきっかけは、正直なところ**「お金」**でした。
専業主婦だった私は、自由に使えるお金がなく、夫から生活費はギリギリしかもらえず、友人の結婚式に出るお金をお願いしたら「なんで俺が払うの?」と言われたこともありました。
そうした出来事が積み重なり、私はこう思うようになったんです。
「自分で稼げるようにならなきゃ。子どもを守るのは私しかいない。」
もちろん、パートに出れば早くお金になるのもわかっていました。
でも私は、「人に雇われるのはもう嫌だ」「時間を自由に使える働き方がしたい」と思っていた。
だからこそ、自分のペースで働ける開業という選択をしました。
目的が「お金」でも「子どものため」でも、なんでもいい。
大事なのは、自分の中で“なぜやるのか”を明確にしておくことです。
それが、この先どんな壁にぶつかっても、あなたを支えてくれる軸になります。

人間、動機(目的)が無いと、動けないでしょ?
なんでもいいの。自分のため。子供のため。お金のため。見栄のため。ほんとに自分が動ける動機なら何でもいい!
【2】今の自分にできることは何か?「現実」を見て計画する
開業といっても、最初からフルタイムでがっつり働けるわけではありません。
特に子育て中のママは、時間にも行動にも制限があります。
私が開業を始めたとき、子どもはまだ2歳。
保育園や幼稚園にも通っていなかったので、どこへ行くにも子どもを連れて動いていました。
仕事の申請で役所に行くときも、打ち合わせも、子連れ。
さすがに静かな話し合いが必要なときは、一時保育を利用したり、子どもOKのレンタルスペースを使ったりしてしのぎました。
家族の協力?——ありませんでした。
うちの夫は、いわゆる「非協力的旦那」。だから、私一人でやるしかなかったんです。
でも、だからこそ「この環境で何ができるか」を徹底的に考えました。
・子どもを連れて行っても問題のない仕事
・電話とパソコンさえあればできる仕事
・在宅で完結できる仕事
ママ起業は、まず「できることから小さく始める」が正解です。
もちろん、パソコンを使う仕事じゃなくったっていい。
在宅じゃなくたっていい。
一番は「自分がやりたいことorできること」を仕事にすることだと思う。
だから、美容系でミニマムスタートであれば「自宅ネイルサロン」「自宅エステサロン」とか。
文章を書くのが好きなら自宅でライターでもいいよね。
わたしの友人には、最初は友人・知人を相手にした「自宅ベーグル屋さん(通販)」から初めて、少し軌道に乗ってからきちんと保健所の許可を得て冷凍ベーグルのネット通販を始めた人もいます。この友人は、ご主人の仕事の都合上、どうしても数年に一度転居を伴う移動があるので、通販ってのは最適な選択だったんでしょうね。
【3】どうやって稼ぐか?「手段」を戦略的に選ぶ

開業と聞くと、ビジネスプランや売上計画を立てなきゃと思うかもしれません。
でも、私のスタートは思いがけないところからでした。
最初の依頼は、なんと**幼馴染からの「レンタカー許可申請」**の相談。
資格を取ったばかりで営業なんて全然していなかった私に、思いもよらぬ形で仕事が舞い込んだんです。
しかもこの友人、自分が合コンで知り合った人に「友達が行政書士を開業した」と話したことがきっかけで依頼につながったそう。

こんなことあるんかい!!って思いましたよw
ここで気づいたのは、「意外と身近な人が仕事をくれる」ということ。
仕事と関係なさそうな人こそ、実はあなたの一番のチャンスかもしれません。
開業資金はきちんとシミュレーション
資金面では、前職で受け取った失業手当をすべて開業準備に充てました。
事務所を借りるお金もないし、設備にお金もかけたくなかったし。
だから、なるべくお金をかけない方法を探していたら、自然と補助金という選択肢にも行きついたんです。
- 自宅開業でOK
- 名刺はネット印刷
- ホームページはテンプレで自作
- パソコンとスマホがあれば業務は完結
請求書ソフトや確定申告ソフトも、今では必須アイテム。
小売りや美容業ならレジシステムもあると便利ですね。
❌ よくある勘違い:ママ起業に「大がかりな準備」はいらない
「事務所を構えなきゃ」
「もっと勉強してからじゃないと」
「子どもが大きくなってからじゃないと」——全部、やらない理由にすぎません。
最初は**「生活の延長」でOK**なんです。
- 家の片隅を仕事場にする
- 1日1時間のスキマ時間から始める
- SNSやブログをコツコツ育てる
むしろ、それがママ起業の強みだと思います。
💬 最後に:一歩踏み出すあなたへ
開業というと「大きなチャレンジ」と思われがちですが、
ママにとっては**“暮らしの選択肢のひとつ”**くらいでちょうどいいと思います。
自宅で、子どものそばで、わたし時間でできる働き方。
それが、ママにとっての開業のカタチです。
最後までお読みいただきありがとうございます。→[私の自己紹介はこちら]