
起業したばかりの頃、何より悩んだのが「子どもをどうするか」問題でした。
打ち合わせのたびに保育園に預けるとなると、それなりに費用もかかります(保育料は経費にならないんだよね~)。
とはいえ、毎回誰かに預けられるわけでもないし、子連れNGのような雰囲気の会社もある――。
今回はそんな中で私が実践してきた、「子連れで打ち合わせを乗り切る工夫」をご紹介します。
保育園代を抑えたくて、子どもを連れて打ち合わせへ
起業初期はできるだけ経費を抑えたかったこともあり、保育園を使わずに子どもを連れて打ち合わせに行くことも多くありました。
もちろん、どこでもOKというわけではなく、相手が子育て経験者であるかどうかをまず確認します。
「子連れでも構いませんか?」と丁寧に確認したうえで、了承をもらえるような会社や個人の方との打ち合わせの時に限り、同伴するようにしていました。

そうしているうちに、意外とみんなが「この人は子育て中」って思ってくれたよ。
色々配慮いただいたからほんとありがたい。
キッズスペース付きのカフェは神
相手が理解ある方であっても、環境が整っていないと打ち合わせにならないことも。
そんなときに活用したのが、キッズスペースのあるカフェやマクドナルドなどの店舗。
特にありがたいのが、
- 仕切られていて声のボリュームに寛容
- 子どもが一人で遊べるスペースがある
- お互い気兼ねなく話せる
といった条件が揃っている場所です。
「カフェで打ち合わせ」と聞くと、起業ママっぽいおしゃれなイメージもありますが、実際には“子どもが自由にしていられる空間かどうか”が最重要だったりします。
まだ赤ちゃんだった頃は「抱っこ紐」でそのまま参加
子どもが0〜1歳くらいの頃は、むしろ子連れ打ち合わせの方がラクだったかもしれません。
なぜなら…
抱っこ紐に入って寝ているだけだから!
赤ちゃんは動き回らないぶん、打ち合わせ中も静かで、案外スムーズに進行できました。
それでも気になる場合は、
- 静かなカフェ
- 広めの個室のあるコワーキングスペース(ドロップイン)
などを事前にチェックしておくと安心です。
相手が難しい場合は「一時保育」を活用
もちろん、どうしても子連れNGという場面もあります。
そんなときには、一時保育を活用しました。
私が使っていた保育園では、1時間500円程度、3時間で1,500円ほどで預けることができました。
7・8年くらい前のことなので、今はもう少し高くなっているかも?
「高いな」と思う方もいるかもしれませんが、毎日ではなく本当に必要なときだけ預ける形にすれば、そこまで痛手にはなりません。
一時保育は「保育園名+一時預かり」で検索すると、市町村の一覧が出てきます!
子連れOKな場所を探すには?
個人的におすすめなのは、
- くらしのマーケット:キッズスペース付きカフェやベビーシッターの検索に使える
- ママ向けスペースレンタルサイト:子連れワーク向けの個室を検索できる
こうしたサービスは「子育て世帯OK」な場所をピンポイントで探せるので、打ち合わせのたびに毎回Googleで探す手間が減ります。
「無理せず、でも諦めない」子連れワークの現実
子どもがいるからこそ、起業や仕事の進め方にはひと工夫が必要。
でも逆にいえば、子どもがいるからこそ「相手を選ぶ」ことや「効率重視で考える」視点が育ったとも言えます。
- 子連れで行くなら「相手の属性」を確認
- 子連れOKなら「キッズスペースつきの店」を選ぶ
- 難しいときは「一時保育」で最低限のコストに抑える
私たちママには、「やらない理由」はたくさんある。でも、「どうやったらできるか」を見つけていく力も持っている――。
これから起業を目指すママさんたちにも、少しでも参考になれば嬉しいです!
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