
〜今思えば、あれ全部伏線だった〜
こんにちは、えまです。プロフィールはこちら。
「夫の任意整理が発覚しました」と言うと、「うわ、災難だったね」「かわいそう、大丈夫?」と同情されます。
任意整理していたことが発覚した日のブログはこちら。
たしかに“任意整理”という言葉のインパクトは大きいけれど、私にとってそれは突然の悲劇というより、長年の違和感への答え合わせでした。
そう、今思えば、いろいろおかしかったんです。
でも当時は「そういう人なのかな」で済ませてしまっていた。
というか、うすうす気づいてはいたけど、面倒だからあまり深堀しなかった。
この記事では、そんな私の「今思えば全部つながってた」違和感を、振り返りながらご紹介します。
心当たりがある方は、どうか“笑いごと”のうちに気づいてほしいです。

色々「変だな」と思うところはあった。その違和感は本物でした。
きっと自分の感覚を信じていいんだと思います。
① ディズニー旅行で、謎に10万円取られた
2年くらい前、家族でディズニー旅行をすることになった。
特に行きたくはなかったけど(笑)、娘がいきたいと熱望するし、夫も少し涼しくなった10月がいいのではと珍しく乗り気。
じゃあまぁいいか。
うちは家計は夫が握っている。
夫の給料のうちの一部を生活費としてもらっているスタイル。
旅費は夫が支払うのだろうと思っていた。
ところが夫は旅行予定日の直前まで「仕事の都合で行けるかわからない」と話し、娘は行けるのかどうかモヤモヤしている様子。

いけないなら行けないでいいや。
私はそこまで行きたくもなかった(爆)ので、どっちでもいいやのスタンス。
そんなこんなで旅行出発予定の1週間前にまでなったある日、ラインで。
「旅行の費用、飛行機代と宿泊費自分の分払ってくれない?10万円なんだけど」
え?いや!?え?
普段は人のこと専業主婦扱いするくせに、こんな時だけ費用負担のお願い?
そもそもあなたが家計握ってるんでしょ?
旅行含めてあなたが金銭の管理するのでは?
しかも、出発日含めてきちんと旅程などを教えてもらっていない。
なのに「金だけ払え」とは随分横暴。
私は「旅程も、出発日も時間も何泊かも教えてもらってないのにそれは無くない?」
って返信したら、既に予約したっぽい旅程がポンと送られてきた。
そこにはトータル8万円弱の明細も記載してあった。
「え、費用8万円じゃない?10万って何」
というと、こんな返信。
「ディズニー入場料と、2泊で9食だから食事代をまとめてキリ良く10万」
もう「は?」ね。
何度も言うけど普段専業主婦扱いするくせに、そういうときだけ費用負担求める?
変じゃない?
でも、娘が楽しみにしているし、渋々10万渡したよ。
今でもモヤモヤする。
当時の金銭感覚のズレと、お金にありがたみのなさを象徴していたと思う。
② 「俺の税金が上がったのは、お前のせい」
ある年の秋、突然生活費が減らされた。
理由を聞いたら、
「俺の税金が増えたから」
え、なにそれ私のせい?!
わたしはそのころ開業して数年、事業も少し軌道に乗ってきた。
そうなると配偶者控除は無くなるのは当然。
そしたらその途端これ?
どこまで自己中なの?
わたしが働いた恩恵、配偶者控除が無くなった以上にあるでしょ。
挙げ句の果てに、「働かなきゃいけないくらい生活厳しいの?」とまで言われた。
いや、厳しいのは、そっちが収支管理しないからでしょ。
③ ご祝儀が消えた。結婚式翌日のミステリー
結婚式って、普通は「ご祝儀で少し浮いた」って話、あるじゃないですか。
でも我が家は違った。
式が終わって落ち着いたころ、ご祝儀の行方を聞いたら、
「親父(結婚式の費用を支払っている)に渡した」
ああ、そうなんだ。
じゃあいいか。そう思った。
でも後日、義母(現在他界)から突然夫婦で呼びつけられ、
義母「あなたの親からの50万、パパ(義父)に渡しなよ」
結婚するにあたり、50万円を実家からもらったんだけど、旦那にその旨伝えたら「何かあった時のためにえまちゃんが持っておきなよ」と。
「そういうもん?」と思いながら何も不思議に思わなかったけど…
今考えると、ご祝儀は使い込んだけど、さすがに私の両親からの金銭に対して自分が使い込むわけにはいかないとわずかな良心が働いたのかなと思っている。
それであれば、義母のセリフも合点がいく。
義父が結婚式費用をすべて負担
→義母がえまちゃんの実家は何も出さないの?と疑問に思い旦那に聞く
→旦那がえまちゃんの実家は50万円出してくれたよと答える
→義母的にはそのお金はパパに一旦差し出すべきでしょムキー( ゚Д゚)
って流れなんだと思う。
というわけで多分ご祝儀は使い込まれたんだろう。
今思えば、「その時点でもうすでにお金に困ってたのかも…」と背筋が寒くなる。
マジで地雷男だったw
④ 教育費も矯正費も、「俺が払うの?」
数年前、まだ低学年だった娘の歯並びについて、歯科で「矯正を考えたほうがいいかもしれません」と言われたとき。
その歯科でも扱っているマウスピース(20万くらい)で8割くらいの人が歯並びが良くなるという説明を受けて、正直私の心は揺らいだ。
通常のワイヤーでの矯正が100万くらいかかるのに対し、ここでマウスピースやらをやると20万円とかで済むと?
まぁ20万円でも高額だし悩んだので、持ち帰って旦那に相談した。
「いや、そんなのダメ。ちゃんとした先生に診てもらわないと」
旦那は歯科医の友人などに相談した結果、そのような結論を導き出したようだ。
「でも専門の先生ってどうやって探すの?」って聞いたら、「俺が探す」と。
知り合いの伝手をたどった結果、とてもいい専門医の先生に巡り合うことができ、それはそれでよかったと思っていたら…
やはり小学校高学年になってくると本格的に矯正の治療が始まります。
最近は1回の会計に3万とか2万とかかかるようになり、当然のように私が支払います。
先日、ついに今後の治療費についての用紙が渡され、次回35万くらい、その次段階でまた35万くらい…オプションが必要になるとこれくらい云々が記載されていました。
やっぱりトータル100万円くらい。
旦那に紙を渡し、「最近治療費1回で2万とか3万とかかかってキツいんだけど」って言ったら、
「俺が払うの?」
はぁあああ???(´Д`)
そこまで近所の歯医者をダメだと言って積極的に先生探しておいて、お金は知らんってどうゆうことだよ!
まぁこれも金ないからなのでしょうね。。
ちなみに娘の塾の費用も知らん顔です。
⑤ 「足りなかったら言って」と言うくせに、言うと拒否される
結婚当初の生活費の相談の時、彼はよくこう言っていた。
「足りなかったら言ってね」
でも実際に「今月から娘をベビースイミングに通わせるから5000円増やして」と頼むと、
「そんなの児童手当でやって」
は?じゃあなんで言ったの?
児童手当だって無限じゃないし、オムツや子供の費用であっという間に飛ぶわ。
ただ単にお金を渡さないための「逃げ文句」だったのだと思う。
まるで“やってるふり”の優しさ。
後から知ったけど、そもそも家計の収支はすでに火の車だったのでしょう。
⑥ 友人の結婚式に出たいと言ったら「なんで俺が払うの?」
わたしの小中学校の時の友人の結婚式があり、私も出席する予定。
今貰っている金額じゃ結婚式出席は厳しいから、少し援助してくれたら…と相談したところ、
「なんで俺が払うの?」
もっと食い下がった。
今貰っている金額じゃ足りない。1万でいいから出して。
と言ったら、
「なんで俺が1万出さなきゃならないかわからない」
と捨てぜりふを吐かれ渋々1万円もらった。
……この人、何か根本的に間違ってる。
でも、こういう小さな違和感って、当時は「まあ仕方ない」とか「忙しいから余裕ないのかな」と思ってしまう。
今なら言える。
余裕がないのは、性格じゃなくて金銭的な問題だったんだよね。
⑦ 車をぶつけても「直さない」。だってお金ないから
車に乗っていると、多少擦ったりへこませたりしてしまうことってあるよね。
無い方がいいんだけど、気を付けていてもたまにあるかもしれないこと。
不運だけど、保険使ったら等級上がっちゃうから軽度の傷やへこみは自費で直すことが多いんじゃないかな。
でも、うちの車は直せない。
結構ボコボコだし(旦那がぶつけて)、バンパーも割れてる。
でも直さない。いや、直せない、お金ないからw
傷は浅いけれど目立つ。
夫は「修理費すら出せない」状態なのだと思う。
⑧ソファやテレビの買い替えもできない
ソファは結婚当初に購入したけど、やはり毎日使うものだからヘコミや皮の破れなどでもうボコボコ。
どう考えても買い替えのタイミングなのに放置。
これも、お金が無いから。
テレビも同様で、夫が独身時代から使用していたテレビをずーっと使用。
すぐに高温になってしまい、テレビ見ていてもすぐ電源落ちます。
買いたいけどお金が無くて買えない様子。
▼全部、最初から“前兆”だったのかもしれない
今振り返れば、これらすべての違和感は「伏線」だった。
金銭感覚のずれ、責任感のなさ、生活を“支える側”になる気のなさ。
表面的には「性格の問題」に見えるけど、実は根底に“借金”という事実があった。
任意整理の通知を見つけたとき、私は驚くより先にこう思った。
「やっぱりな。だからか。」
夫の借金が明らかになったとき、それまでのモヤモヤが全て線でつながった。
「家族だから」とか「夫婦だから」と言って、曖昧にしてきたこと。
でも、もう見て見ぬふりはしない。

お金の問題を抱える人と一生付き合ってはいけません
最後に:違和感は、自分を守るセンサー
誰かが「直感はだいたい当たる」と言っていたけれど、本当にそうだと思う。
あの時の自分の違和感を信じていたら、もっと早く抜け出せたかもしれない。
でも、遅すぎるなんてことはない。
今は、別居に向けて準備を進めながら、娘との新しい生活を模索しています。
このブログでは、そんな「気づいて、動き出した私」のリアルを発信していきます。
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