【体験談】別居・離婚でかかった費用まとめ|リアルな総額と一般的な相場を公開

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別居や離婚を考えるとき、一番気になるのが「お金」。
感情の整理よりも先に、まず現実としてお財布の心配をしなければなりません。

私自身、夫の任意整理(借金)をきっかけに別居を決意しました。
ひとまず実家に戻る形で新生活を始めましたが、結果として思っていた以上にお金がかかりました

この記事では、私が実際に支払った費用をすべて公開しつつ、
「別居」「離婚」どちらのケースにも共通する出費の相場をまとめます。

実家に帰ったとしても本当にお金がかかります。

娘が中学進学時にマンションを購入しようと思っていますがこれじゃあお金貯まらないよ~笑


別居と離婚、費用の考え方の違い

まず最初に整理しておきたいのは、「別居=離婚準備段階」だということ。

別居中でも生活は2拠点になるため、住まい・家電・移動手段・相談費用など、実質的には離婚と同じ支出が発生します。

  • 💔 別居:一時的な生活の立ち上げ費用がメイン
  • 💔 離婚:上記+法律的手続きや財産分与など、法的費用も追加

どちらにしても“お金の段取り”が心の安定を支えます。

私が別居で実際にかかった費用

私は夫の任意整理が発覚した後、娘と2人で実家に戻る形で別居しました。

青天の霹靂すぎて、こんなにお金が出ていくとは思わないです。

「実家だからそんなにお金はかからないでしょ?」と思われがちですが、実際は生活を立ち上げるだけでかなりの出費がありました。

幸い私の実家は二世帯住宅となっており、1世帯分が空いていました(偶然!)。

なのでそこに必要な家電や生活用品などは揃っていましたが、足りないものもあるので自分で買い足すものも多かったです。

費用項目内容金額(税込)
引っ越し代荷物少なめ・単身パック利用(差しあたって当分必要ないものは家に置いた)33,000円
オーブンレンジ新生活用(象印)、実家には備え付けておらず購入。55,000円
ダイソン扇風機(温風対応)冷暖房兼用で季節対応。66,000円
ルンバ掃除負担を減らすため導入。購入して一番よかったかも。もっと早く出会いたかった。130,000円
タオル・日用品・家具バス用品、洗剤、収納、電気スタンド、ソファ、娘の椅子など。ソファは無いと地味にキツイ(寝そべるところがない)460,000円
車両購入走行距離4,000km・2年落ち中古車
冬タイヤ・ワイパー・エンジンスターター込
4,800,000円
弁護士相談30分×複数回相談30,000円

💰 合計:5,574,000円


大きな出費は「車」と「家具・家電」

私の場合、生活の立て直しで特に大きかったのがこの2つです。

● 車の購入費(約480万円)

雪国という地域柄、車は“贅沢品”ではなく“生活必需品”。

別居後は自分で娘の学校と塾の送り迎え・買い物・通院などをこなす必要がありました。

中古でも状態の良い車を選んだため、冬タイヤ・エンジンスターターなど含めて総額480万円
ローンではなく一括購入にしました。ローンと借金まみれの夫への当てつけでしょうか(笑)

車検・保険・ガソリン代も含めると、年間の維持費も軽く数十万円かかります。

「車が必要な地域」では、このコストを見込んでおくことが大切です。

私の場合は車体価格税抜400万円(中古)という結構高い車両を購入しましたが、ここは自身の経済状況により削れるところでしょう。

わたしはどうしても、子供を乗せる車については、何かあった場合に命を守れる可能性が少しでも高いものを選びたかったのです。


● 家電・生活用品(約70万円)

別居後、家電を一部買い直しました。
オーブンレンジ・ルンバ・扇風機など、「自分で家事を完結できる環境」を整えるための投資です。

正直、最初は「高いかな」と思いましたが、仕事と子育ての両立を考えると“時短家電”はお金では買えない価値があります。

特にルンバは精神的にも大正解。
「床が常にきれい」だと、心が整うんですよね。

それスイッチ一つでを勝手に掃除してくれるルンバ。

もっと早く出会いたかったわw


弁護士相談と公正証書費用

夫の借金やモラハラ気質もあり、弁護士に何度か相談しました。
1時間1万円前後×複数回で、トータル約3万円。

幸い、私は士業の資格があるので公正証書は自作しましたが、一般的には以下の費用がかかります↓

項目相場備考
公正証書作成費用2万〜5万円財産分与・養育費など項目により変動
弁護士費用30〜50万円離婚調停・交渉を依頼する場合
内容証明郵便2,000〜5,000円婚姻費用請求・通知など

公正証書を作ると、「支払いが滞ったら差し押さえできる」ので、後々のトラブル防止には必須レベルの投資です。


🧾 その他、別居・離婚で一般的に必要な費用

私のケースに限らず、別居・離婚の過程ではこんな費用が発生します。

費用項目相場内容
新居の初期費用家賃の4〜6か月分敷金・礼金・仲介手数料・初月家賃など
家具・家電10〜50万円冷蔵庫・洗濯機・寝具・調理器具など
生活費(初月)10〜20万円光熱費・食費・交通費など
子どもの転校・引っ越し関連数万円〜制服・文具・通学費など
離婚届・戸籍変更数百円〜数千円役所の手続き費用
調停・裁判費用数千〜数万円裁判所の印紙・郵券代など

実家に戻る場合でも「ゼロではない」

実家に戻ると家賃はかからないものの、
・食費や光熱費の一部負担(我が家は2世帯で水道光熱費のメーターも別なのでしっかり私世帯に請求が来ます)
・生活用品の購入(今まで通りですね)
・親へのお礼や生活サポート費(おかずを作ってもらっています)
など、意外と“見えない支出”が多いです。

私は実家に月7万円程度を生活費や家賃がわりとして渡しています。

「お世話になるから少しでも」と思って始めましたが、これも年間にすれば84万円。

別居は“家賃が浮く”だけで、決してお金がかからない選択ではありません。

💔 別居・離婚は「感情」よりも「現実」から整える

正直、別居を決めたときは感情が先行する方が多いかもしれないです。

でも、いざ生活を分けてみると、経済的な準備ができているかどうかが安定の分かれ道になります。

「お金が理由でおかしな夫のいる自宅に戻る」なんて悔しいじゃないですか。

だからこそ、
・最低3か月分の生活費
・初期費用+家電購入資金
・相談費用(法的・専門家)
は事前にシミュレーションしておくのがおすすめです。


最後に:別居や離婚でかかるお金は「自分を守る投資」

別居・離婚にかかるお金を「もったいない」と思う気持ちもわかります。

でも、その費用は「新しい人生を始めるための初期投資」です。

私も正直、車を買ったときは躊躇いました。

でも、いま振り返るとあの決断があったから、娘と自分の生活を守る力が持てた。

お金をかけた分、気持ちも覚悟も強くなります。

本当に、「絶対負けない。この手で娘を育ててやる。」って気持ちになりました。お金は自分が頑張って稼げばいいんだもの。

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