こんにちは、あるいはこんばんは。アラフォー主婦まきです。
ただいま新築マンションの購入を絶賛本気で悩み中です。
いや、むしろ「買う」の方向に気持ちが傾いています。
マンション、いや不動産に対して何の知識もないですが、情報収集をしながら頑張って新しい生活を実現させたいですね。

今まではスマホで「SUUMO」とか見ながら、いいな、いいなーこんなマンション住みたいなって言っているだけでした!
はじめに:家賃がかからないのに、なぜ家を買うのか?
現在、わたしは親族所有の物件に住んでおり、家賃はゼロ円。
これは多くの人から見れば理想的な環境に思えるかもしれません。
固定費が抑えられ、その分を貯蓄や教育費に回すことができる。
にもかかわらず、私は今、数千万円の住宅ローンを組んで、分譲マンションの購入を真剣に考えています。
その理由は、単なる「家の機能性」や「快適さ」を超えた、私自身と娘の未来、そして人生の選択そのものに関わることだからです。
親族所有の家に住むことのメリットと見えにくいデメリット
最大の強み・家賃がかからない
家賃がかからないというのは、確かに非常に大きなメリットです。
多くの家庭が月に数万円から十数万円を家賃に充てている中で、それが一切かからないというのは家計にとって大きな恩恵です。
その分、食費や教育費、将来への貯蓄に回すことができ、精神的にも“安心材料”になるのは確かです。

家にお金がかからないから、普通に暮らしていてもお金が貯まりやすいのはいいことだよね!
一方で、不便な点も多くある
しかし一方で、親族の所有物件ということからくる“見えない不便さ”もあります。
建物は築年数が古く、設備は老朽化しているのに、勝手にリフォームや修繕をするわけにもいきません。
古い物件なので収納は少なく、部屋の導線も悪い。
何より、自分の意志で住環境を変えられないことに、長年ストレスを感じてきました。

夫の父が所有している物件なのよ。わたしが勝手にリフォームしたいなんて言えない。
また“家賃がかからないのだから我慢すべき”という無言のプレッシャーもあります。
どこか「好意に甘えている」という気持ちが抜けず、家の中で自由に振る舞うことにもためらいがありました。
精神的な自立を果たすためにも、そろそろ“自分の家”を持つ必要があると強く思うようになったのです。
子どもの将来を考えた立地選び
娘は小学5年生。
もうすぐ中学受験も視野に入ってくる時期です。
本人は私立中学への進学も希望しており、それに伴う学習塾の通塾に今でも週4回、6年生になればもっと通塾の回数が増え、ますます街中に出る機会が増えていきます。
今の家は駅からも遠く、車で塾へ送迎しています。
もちろん今はそれでもいいのですが、中学・高校へ進むことになると遅い時間の帰宅や、冬場の夜道のことを思うと、娘の安全面でも大きな不安があります。
もっと街の中心部、駅から徒歩圏の場所であれば、通学や通塾の安心感がまったく違ってくるでしょう。
また、将来的には大学、さらには社会人となって一人で移動するようになる娘にとっても、交通利便性の高いエリアは資産価値以上に“生活の質”を大きく左右します。
家を買うということは、娘の将来の選択肢を広げるということでもあると思ったのです。
家を買うことへの心の揺れと、夫婦関係の現実、そして周囲の反応
マンションを買うことに悩む
当然、最初は私自身も「本当に買っていいのか」と何度も悩みました。
悩みの根底には、現在の夫婦関係の冷え込みがあります。
夫との会話はほとんどなく、同じ家にいながらも心の距離は何年も前から離れたままです。
家事も育児も私一人で担い、夫はまるで家庭の外にいるような存在になっています。
いや、実際休日は外にいます。多分家にいたくないのでしょう。
今まで家賃ゼロで生活できていたのに、ここでわざわざローンを背負う必要があるのか。
仕事も子育ても一人で背負っている中で、住宅ローンという重荷を加えて大丈夫なのか。深夜、何度も自問自答しました。

考えすぎて眠れないのよねw
友人・知人は100%応援してくれる
そんな中で、私の選択を最も応援してくれているのが友人たちです。
みんな、私の夫婦関係がすでに破綻寸前であることも、娘のために私がどれだけ努力してきたかも、すべて理解してくれています。
「その状態でよく耐えてきたね」「子どもとあなたの将来のために、今こそ動くべきだよ」という言葉に、何度も背中を押されました。
私の家庭事情、夫婦関係、娘のことをよく知っているからこそ、「もう新しい人生を踏み出すべきだよ」と100%の応援をしてくれています。
反対の声は一つもなく、むしろ「やっと動く気になってくれた」と喜んでくれる人もいました。
まだ親には話していないけど…
ただ、まだ実の親には話をしていません。きっと驚くでしょうし、心配もかけると思います。
でも、娘のことを一番に考えてきた私の姿を一番近くで見てきたのもまた親です。
最終的には理解し、応援してくれると信じています。

たぶん大丈夫!…たぶん。
住環境が仕事・家事のパフォーマンスに与える影響
今の家は散らかっています。
どれだけ片づけても、収納スペースが足りず、すぐにものが山積みになります。
朝起きて、リビングが雑然としていると、それだけでやる気がそがれますよね。
娘の塾のプリントももすぐに埋もれ、必要なものが見つからないことなんて日常茶飯事です。
料理をしようという気も起きません。
キッチンが狭く、調理器具も収まりきらず、結果として“惣菜買って済ませる”日が増える。
掃除をする気にもなれず、でも掃除をしないとさらに家が汚れる、という負のスパイラル。
そんな環境で仕事の効率が上がるわけがありません。
家事を家で行う以上、住まいは単なる「暮らす場所」ではなく「働く場所」でもあります。
集中できるスペース、清潔な空間、整った書類。そうした環境が整っていなければ、どんな作業でも能力の発揮できないのです。
また、家に居たくなくなると、どうしてもカフェやファミレスに逃げたくなります。
外に出る分、当然出費も増えます。
収入を増やしたいと思いながら、散財してしまう。これでは本末転倒です。
地に足をつけて、自分の仕事と向き合える場所が必要です。

“女一人でローン”に対する社会的な視線と希望
世間には、まだまだ「女性が一人で家を買うなんて大丈夫?」という目で見る風潮が残っていると感じます。
特に子持ちの女性が家を買うとなると、「本当に返していけるの?」「無理してない?」といった余計なお世話のような声が想像されます。
実際には、まだ本格的な銀行審査は受けていません。
ただ、モデルルームで営業の方と相談した際には、「この職業ならローンも通りやすいと思いますよ」と前向きな言葉をいただきました。
それが私にとって、とても大きな励みになりました。
もちろん、ローンを通すためには収入を安定させることが大前提。
だからこそ、私は今、より一層仕事に本腰を入れていこうとしています。
「買える力」を身につけるために、自分のスキルを高め、収入を増やす。
その努力が未来の私と娘を守ると信じています。
最後に:この家は、私と娘の“人生の再出発地点”
家は単なる場所ではありません。それは、生活の基盤であり、未来への投資であり、心の拠り所です。
娘には、自分だけの部屋があるという体験をさせてあげたい。
お友達を堂々と家に呼んで、一緒に勉強をしたり、遊んだり、お泊まり会をしたり——そんな“普通”のことをさせてあげたい。
そして私も、自分自身を立て直したい。散らかった生活と関係の冷えた家庭から抜け出し、本来の自分を取り戻す場所が必要です。
今、ようやくその一歩を踏み出そうとしています。
次回は
次回は、実際に資料請求をしたり、訪れたモデルルームの感想や、購入候補として検討した物件の特徴、営業担当とのやり取りについて綴ります。