【マンションの販売期はいつが買い時?】第1期が本当にお得なのか徹底検証!

記事内に広告が含まれています。

マンションを購入しようと検討し始めると、よく目にするのが「○期販売開始!」という案内。

でも、いったいどの販売期で買うのが一番お得なのでしょうか?

間取りや部屋の種類が一番多くて選び放題の第1期がいいとも聞くし、「余り物には福がある」的な意味では竣工済みの売れ残り物件だと値引き交渉もしやすそうだし…。

どっちも一長一短?

今回は、私自身が実際にモデルルームで聞いたリアルな話をもとに、マンション販売の“お得なタイミング”について詳しくお伝えします。

何千万もするマイホーム。損はしたくないのよ。

で、結局どっちがお得なの!?

私が見たマンションの販売スケジュールと価格戦略

私が購入を検討しているのは、とある地方都市の駅近・新築マンションです。

中心部は再開発が進んでおり、あと10~15年くらいは開発が続き、その間マンションの価格も上がり続けるといわれています。

総戸数は50戸弱。

モデルルームで営業さんから聞いたのは、次のような販売スケジュールでした。

  • 第1期販売戸数:15戸(当初は18戸の予定だった)
  • 完成予定は1年数か月後
  • 第1期販売終了後、半年程度の“販売休止期間を置いて、第2期販売をスタート
  • その間に、周辺のマンション相場がさらに上がることを想定している

営業さんいわく、「価格は第1期がもっとも購入者に有利に設定されていて、第2期以降は少しずつ値上げする予定です」とのこと。

第1期で予定より3戸減らしたのも、「利益を後ろ(第2期以降)で回収する」意図があるそうです。

これは…買うなら早く!!って促されているのか?

なぜ第1期が有利なのか?その理由とは

また、とくに印象的だったのが、第1期で購入した人限定で「50万円の割引サービス」があったことです。

これは、

  • オプション工事費用
  • 物件本体価格
  • 登記費用や諸費用 など、用途を問わず使えるという柔軟なサービス。

営業さんの話によれば、「情報が少ない中で物件に興味を持ち、早期に決断してくれたお客様への感謝の気持ち」とのこと。

裏を返せば、「販売開始されて情報が整ってから購入を検討する人」にはこの割引は適用されないわけです。

一般的に第1期はなぜ安くなるのか?~業界の傾向

不動産業界全体でも、第1期販売はややお得な価格設定になっている傾向があります。

その理由は、

  1. 販売初期の“勢い”を見せるため
    • 初動での売れ行きは、その後の販売戦略に大きく影響。
    • 早期に「○戸契約済み!」とできれば、人気物件という印象を与えられる。
  2. 買主が“図面だけ”で判断しなければならないリスク補填
    • まだ建物が建っていない段階では、部屋の広さ・眺望・陽当たりなどは図面や模型、説明だけで判断する必要があります。
    • 実物を見て買う「完成後販売」よりも不安が大きいため、その分価格でメリットを出すことが多い。
  3. モデルルーム経費や広告費を初期段階で回収したい思惑も

たしかに、「今売れてます!大人気!」って物件は気になるよね。

初動でどれだけ売れてるかを見せるのはマンション業者にとっても大事なのね。

第2期以降はどう変わる?値上がりリスクに注意

営業さんの話でもっとも強調されていたのが、「2期以降は確実に値段が上がる予定」ということ。

とくに私が見ている物件は、半年間の販売休止期間を設けることで、

  • 周辺エリアの相場がさらに上昇する可能性を織り込む
  • 次の販売期で多少高値でも「相場に沿っている」と感じさせる

という戦略を取っています。

実際、政令指定都市や首都圏などの都市部では、ここ1〜2年で坪単価が数十万円単位で上がっているエリアもあるため、半年後の価格上昇は現実味があります。

「価格は上がって当然」と思わせる雰囲気を作っておけば、2期で買った人も「まあこんなもんか」と納得してしまう…。

これがマンション販売戦略のリアルです。

自分が茹でられていることに気づかずにそのままボイルされるカエルみたいな状態…?


完成後の“売れ残り”が一番安い説は本当?

「完成済みの売れ残り物件が一番安い」という話もあります。

「余り物には福がある」とも言いますしね。

たしかに、一定数残ってしまった部屋については、

  • 値引き交渉が可能になる
  • 実際の内見ができて判断材料が多い
  • 即入居可能である

というメリットも。

ただし、そもそも残っている部屋は立地や間取り、方角などに難ありのケースが多いようです。

さらに、価格交渉できるとはいえ、「選ばれなかった部屋」を選ぶことになるというリスクもあります。

私個人としては、希望の間取りや階数があるなら第1期で選択肢が豊富なうちに動く方がいいと感じました。

安いとはいえ「みんなに選ばれなかった不人気の部屋」を選びたいかどうか…?


結論:私の見た物件では“第1期が圧倒的にお得”だった

  • 価格は今後上がると明言されている
  • 第1期限定の50万円サービスあり(今回見ていた物件は)
  • 希望の階・間取りがたくさんの選択肢の中から選べる
  • 周辺の相場が上がる前に確保できる

これらを踏まえ、私にとっては第1期がベストなタイミングでした。


マンション販売期で迷っている人は…

販売期ごとの価格戦略やキャンペーンは物件によって異なります。

でも、もし今あなたが「気になっている物件がある」「モデルルームに行こうか迷っている」という段階なら、

第1期に検討を始めることを強くおすすめします。

話を聞くだけ聞いてもいいんじゃない?

もちろん、価格だけではなくタイミングや家族構成、ライフプランに応じた判断も必要です。

私自身、もっと情報が出てから…もっと頭金が貯まってから…と思っていたけど、第1期販売の価格設定や特典を知って「今しかないかも」と決断しました。

これから購入を考える方のヒントになればうれしいです!

タイトルとURLをコピーしました